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公開日:2018年12月7日

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もう12月に入り今年もあと1ヶ月を切りました

今のところは本州は暖冬で過ごしやすい気候が続いていますが明日あたりからは冬型の寒い気候になりそうです

つい数日前なんかは昼間は半袖でもいいくらいの気温だったのに、一体どうなってしまったのでしょうね・・・

特に今年のような異常ともいえる天候の時は自律神経系の不調を起こしやすくなってしまいます

自律神経系の不調が起きると実にいろいろな不定愁訴・症状が出てきます

今日はその中でも特に「なぜ自律神経のバランスが崩れると肩こりや腰痛などが起きやすくなってしまうのか?」について書いてみたいと思います

自律神経系の不調でどうしてコリや痛みが起きるの?

ご存知のように自律神経というのは交感神経と副交感神経のことをいいます

交感神経は起きている時や活動中・興奮時に優位になる神経で主に 心拍数増加・血圧上昇・呼吸は早くなる・胃の働きは抑制される などの状態になります

副交感神経は休息中やリラックスしている時に優位になる神経で交感神経とは逆に 心拍数はゆっくりと・呼吸もゆっくり・胃は活発に働く などの状態になります

これらの神経の切り替えが上手くできていれば問題ないのですが、時として上手く切り替えができなくなってしまう事があります

この原因としてはストレスや気温・室温の急激な変化、それに不摂生な生活習慣などが挙げられます

自律神経の働きは血液循環・筋肉の緊張にも作用する

先ほども書きましたが自律神経というのは心拍数や血圧にも非常に関係しています

なのでこの交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかないと血液循環や毛細管・リンパ液などの大事な体液の流れにも影響を及ぼし、それによって栄養を供給されている筋肉やいろいろな身体組織も正常な状態を保てなくなります

それに骨格を支え動かす筋肉自体も活動中は力を入れ(固い)、休息中は力を抜いている(柔らかい)状態なため、自律神経の切り替えが上手くいかない事でこの筋肉のバランスも崩れてしまいます

この状態が続いてしまうと慢性的なコリや痛みの原因となっしまいます

自律神経バランスの崩れた筋肉は固いの?柔らかいの?

使いすぎや疲労がたまった筋肉は触れると固いです

では、自律神経のバランスが崩れている状態の筋肉はどうなのか?というと 粘土のようにベタ~とした感じ になっています

固くも柔らかくもない独特な感じです

触診してこのような触感の皮膚・筋肉の人は自律神経系の問題がある人です

正しい骨格調整と頭蓋の調整を

このような状態の方にはやはり基本は全身の骨格を正しい状態にするという事が大切です

背骨からは全身に行く神経が出ていますし、筋肉・靭帯は骨に付着しているのでこの元である骨を正しく整えておかないと正しい状態になれません

そして頭蓋は自律神経系の中枢であり、頭蓋~脊柱~仙骨・尾骨までは脊髄硬膜という膜組織が通っていてその中を 脳脊髄液 という大切な液体が流れて身体各所に栄養を送っています

これらを上手く調整してバランスを整え自律神経の状態を正常化するようにしていきます

ずっと 体がスッキリしない・体がだるい・肩こり・頭痛・腰の痛みが取れない などの症状でお悩みの方は一度ご相談くださいね (^^)

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